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物流DX推進に向けた「統合配車管理システム」の運用を開始
物流DX推進に向けた「統合配車管理システム」の運用を開始
― ネバーマイル社と共同開発。荷主とデジタル連携を強化、物流効率化を目指す ―
総合物流企業の高末株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:高村徹郎、以下「高末」)は、物流効率化の促進と中ロット(1t~3t)の混載輸送サービスの強化を目的に、株式会社ネバーマイル(本社:東京都港区、代表取締役CEO深作康太、以下「ネバーマイル」)と統合配車管理システム「TLS(Takasue Logistics Service)」を共同開発し、運用を開始いたしました。
本システムは、実務課題に基づき両社で独自に設計されたものであり、高末の物流DXの一環として、荷主企業様と物流現場の双方における業務効率の向上と事務作業の負担軽減を目指すものです。
■ 本システムの導入効果
【荷主企業様のメリット】
オンライン上で輸送オーダーの入力が可能となり、これまで電話やFAXで行っていた発注業務を簡略化し、手間を削減することができます。また、伝票や納品書などの各種書類を電子化することにより、事務作業の負担軽減とペーパーレス化が図れます。
さらに、請求書の電子受領およびダウンロード機能により、紙の請求書がなくなり郵送による受領対応が不要となるため、受領漏れや紛失リスクを軽減するとともに、社内での受領や回収にかかる作業が削減され、請求書支払い処理の手間軽減にもつながります。
【物流事業者(高末)のメリット】
受注データの可視化・一元管理により、他営業所受注分も含む全体の配車状況をリアルタイムで把握でき、配車業務の効率化が可能となります。さらに、紙ベースで運用していた運行指示や帳票管理のデジタル化により、運行管理の効率化および現場との情報共有の迅速化を実現します。これにより、ペーパーレス化にもつながります。
また、動態管理機能の強化に向けて、ドライバーがモバイル端末を携行し、車両の位置や運行ルート、運行状況を即時に把握・共有できる環境を整えています。荷物の追跡や納品状況の確認、納品場所へのナビゲーション、ドライバーへの指示をシステム上で完結でき、現場対応力や顧客満足度の向上に貢献します。
【将来的な機能追加(予定)】
受領書の電子化と電子サイン機能の拡張も予定しており、荷主様・高末双方が納品確認をデジタル上で完結できる仕組みの導入を目指します。将来的には、受注から配送完了に至る一連の処理をデジタル化することで、業務負荷の軽減と属人的作業の削減を進めていく予定です。
■今後の展望
高末は、労働力不足をはじめとする物流現場の課題に対応すべく、DX(デジタルトランスフォーメーション)を基盤とした取り組みを推進しています。
今後は、本システムを高末と連携する物流事業者様にもご活用いただけるよう展開し、個社の枠を超えた連携によって、物流ネットワーク全体の業務効率化・最適化を図ってまいります。
こうした取り組みは「物資の流通の効率化に関する法律」(通称:物流効率化法)の趣旨にも沿うものであり、標準化・デジタル化・省力化の推進を通じて、より安定した物流サービスの提供と、持続可能な物流の実現に向けて取り組んでまいります。
社名 | 株式会社ネバーマイル |
所在地 | 東京都港区新橋3丁目11-8 オーイズミ新橋第2ビル 天翔オフィス 新橋赤レンガ通りANNEX |
代表者 | 代表取締役CEO 深作康太 |
設立 | 2020年3月 |
事業内容 | システム構築事業・ITコンサルティング事業 鉄鋼業界向け配送管理システム「TEPPAN」の運営 |
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